年間4万組。こんなにも多くの日本人が海外で結婚式をあげている。派手な結婚式がもてはやされなくなったとはいえ、ステキな結婚式をしたいと思う気持ちに代わりはない。雲1つない真っ青な空の下、異国情緒溢れる美しい景色の中で、新たなる人生の始まりを迎える。かつては贅沢のシンボル的な存在だった海外挙式だが、どんどん身近になりつつある。
海外で挙式をあげる魅力は景色や雰囲気だけではない。冠婚葬祭には義理が付きものだ。国内では会社の上司や同僚など、義理で呼ばざるを得ない人も少なくない。しかし、せっかくの門出は心から祝ってくれる、近しい人たちだけで祝いたい。だれだって本音は、そうだろう。親族と友人だけ、両親だけ、新郎新婦の2人だけといった少人数のウエディングを叶えてくれるのも、海外で結婚式をするメリットである。だが、言葉の問題や婚礼に関する慣習など、宗教や文化が違えば結婚式に対する決まりごとも違う。
そういった面倒なことを上手に処理してくれるのがコーディネイト会社だ。日本人の海外挙式の半数がハワイで行なわれているのは、ロケーションの素晴らしさのみならず、古くから日本人の結婚式が行なわれてきたため、コーディネイト会社や教会など現地の受け入れ態勢も整っている。また、初めての海外旅行となる高齢な参列者がいても、JALなど日系航空会社が就航しているので不安を最小限に抑えられる。忙しい友人がいても、フライト数も多いのでスケジュール調整がしやすいという利点もある。
ハワイで行なわれる挙式の9割以上がホノルルで行なわれるのも、参列者の利便性が高いからだ。式を祝ってもらった後、2人はそのままハネムーンへ。参列者もせっかくリゾートを堪能してもらえる。次回はハワイで行なわれる挙式の半数を手がけるワタベウエディングを紹介しよう。